ひきちガーデンサービスの日記

オーガニック植木屋の日常や雑感

2024-01-01から1年間の記事一覧

シェアハウスとコミュニティ・ガーデン

今日は日野市で講演会。 もう25年ほど前に、カンボジアの支援活動で知り合った本橋さんのおうちを壊してシェアハウスに建て直し、庭をコミュニティ・ガーデンにする計画。そのためには、まずは設計士さん、庭のボランティアさん、私たちが集まって、みんなで…

コア山吟行

昨日は俳句結社『椋』の中の「山雀句会」で、サクラの名所、コア山へ吟行に行った。さすがにサクラは終わっていたが、コア山にはウグイスの「ホーホケキョ」の鳴き声がこだまし、それに混じってメジロの「長兵衛、忠兵衛、長忠兵衛」が合いの手を入れ、さら…

パンジーとハボタン

晩秋に植えたパンジーとハボタンが、春を迎えるとぐんぐんモリモリ育ち、花が次々と咲いてくる。 パンジーは11月ごろから庭にあるせいか、いちばん見事に花を咲かせる4月ごろには、なんとなく見飽きてしまう花でもある。それに4月ともなると、花屋の店先には…

モッコウバラ

いよいよモッコウバラの季節だ。 このバラはバラと言ってもトゲがない。バラというのに香りもない。病虫害にもあいにくく、生育もいいためにすぐに茂ってアーチやパーゴラを形づくる。 我が家で植えてあるところは、日陰といってもいいほどのところで、おま…

雑草取り

ひと雨来る前に、今日は朝から雑草取り。 私たちの三種の神器は、花がら摘み用のガーデニングバスケット、苔取り鎌、それにお手製のちょこっとお尻を乗せる草取り専用椅子。 バークチップを敷いてある園路だけは、苔取り鎌を使って根こそぎ抜いていく。 うし…

オーガニック・ガーデナーのための実践講座

昨年から始まったNPO法人日本オーガニック・ガーデン協会の「初心者向き実践講座〜命のめぐる庭づくり」が、今年も4月から始まった。 毎月第一土曜日で、単発でのご参加もOK!鳥の声や森の爽やかな風で、リフレッシュしてはいかが? 第一回は、道具の使い方…

結社と吟行

茶畑と桃の花 私たちは夫婦して「椋(むく)」という俳句の結社に参加している。結社なんていうと、まるで悪だくみしてる怪しい人たちの集まりのように聞こえるが、俳句界では、グループのことをそう呼ぶのだ。 諸葛菜(しょかっさい)。ムラサキハナナとも…

雑草

庭付きのアパートに越してきた方から、庭をなんとかしたいという依頼があり、まずは更地にすることを目標に作業することにした。 庭には、管理会社によって、除草剤が撒かれていた。やはり除草剤は「死の光景」である。 除草剤を撒かれた芝地 しかし、雑草も…

春らんまんのオーガニック・ガーデン

昨日の現場 昨日の現場で、植え替えのために抜いてきたパンジーやビオラ。まだ花が咲いていて、捨てるにはあまりにもしのびなく、コミュニティ・ガーデンに植えてみたら、ゴージャスに! ついでにハーブ園で購入したエキナセアやキンセンカ、コーンフラワー…

水鉢は小さなビオトープ

ビオトープというと「池」を作らねばと思いがちだが、そこまでしなくとも庭にひとつ水鉢があるだけで、生き物たちの憩いの場になる。 水鉢はその場に据え置くだけでもいいが、土を掘って半分以上を埋め込むと、水温が安定しやすい。蚊対策として、メダカを何…

ルビーロウムシ

今日の仕事はソヨゴについたルビーロウムシの掻き落とし。そろそろカイガラムシも春を迎えて活発に繁殖する時期なのだ。 掻き落としに使うのは、焼き鳥の竹串。尖った方で細かいところのものを落とし、平べったい頭の部分で枝いっぱい広がったものを掻き落と…

お花見

若い頃は、なんでみんながサクラの頃になるとそわそわするのか、理解できなかった。しかし、歳を重ねて今、この気持ちが少しわかるようになってきた。 サクラの花の時期は短い。満開から散りはじめるまでは1週間ぐらいだろうか?そして、人生も後半に差しか…

ヤドリギと鳥

東京都日野市で庭仕事をしていて、ふと遠くに目をやると、ケヤキが見えた。まだ葉っぱを出していないケヤキには、何やら丸いものがふたつついている。どうやらヤドリギらしい。ヤドリギは常緑の寄生植物で、海外では「永遠」を象徴する縁起のいいもの。神奈…

シジュウカラの巣箱

シジュウカラがしょっちゅう巣箱を見に来るのに、今年は巣作りしないからおかしいと思い、巣箱を外して中を見たら、掃除を忘れていた。 シジュウカラは、夫婦で巣作りすることで産卵・子育ての気合いが入るらしいので、ラクだろうからと前の巣を残しておかな…

タカコナカムラさんの料理教室『ホールフードスクール』

今日は午後1時から料理教室で講演会。なぜ、料理教室で庭の話?とも思われるだろうが、洗足池駅近くにあるタカコナカムラ・ホールフードスクールは、よくある料理教室とは一味も二味も違う。料理の作り方だけでなく、素材の選び方から、本物の素材を真面目に…

鳥を呼ぶ庭

いよいよ鳥たちの餌が少なくなってきた。虫はとっくにいないし、ナンテンやセンリョウ、マンリョウの実もだいぶ食べられている。そこへもってきて、この大雪だ。 餌台にポンカンを横割にして刺しておけば、いろいろな鳥が来るかな?と、楽しみにしていたら、…