今日の庭
近所の庭にタチアオイの花が咲き始めた。いよいよ夏がやってきたのだ。そういえば、昨日も一昨日も日中は30度を超える暑さだった。まだ5月だというのに。天気予報によれば、週末はまた一気に寒くなり、4〜5日の間に3ヶ月ぐらいの気温の幅を行ったり来たりするらしい。これでは体も気持ちもついていけない。

タチアオイやゼニアオイは大好きな花で、何度もチャレンジしてるのに、一向に我が家の庭には根付かない。こんなにご近所では堂々と咲いているのに。きっとちょっとした日照時間や湿り気やphの違いなのかもしれない。
我が家で旺盛に育っているのは、シランやエリゲロン。旺盛であることは嬉しいことだが、注意しないと爆発的に増える。ほどほどに…とはいかないところが、庭のむずかしいところだ。
シラン
エリゲロン
今年はカルミアの当たり年で、2本あるカルミアのどちらも花をたわわに付けている。毎年思うのだが、カルミアのつぼみは金平糖の妖精のようだ。これでもツツジの仲間なのだから、分類も面白いものである。
もちろん無農薬なので、テントウムシもたくさんいる。今朝もさっそく蛹を見つけた。ナナホシテントウだろうか?それともナミテントウ?

こんな感じで我が家の庭も四季折々、冬が来るまでいろいろな花が次々と咲き上がってくる。これが宿根草の楽しみだ。しばらくは庭から目が離せない。
アオオサムシ
先日、近所を散歩していると、何やら地べたを這い回るものが…。目を凝らせばグリーンメタリックに輝いている!

これは、なかなか出会えない貴重な甲虫「アオオサムシ」ではないか⁉︎
過去2回ほど見た時も地べたを歩いていた。推測だが、この虫は甲虫と言っても飛ぶのはあまり得意ではないのかもしれない。
オサムシの食べ物は、節足動物やミミズなどの生きた小動物や動物の死骸。庭の植物を食べたりしないので、ご安心を。
幼い頃から昆虫が大好きだった漫画家の手塚治虫は、特に「オサムシ」に強い興味を持っていたと言われている。それがペンネームの由来になっているのだそうだ。
手塚治虫が愛したオサムシ。その堂々とした姿形や美しい色に思わず見入ってしまった。
新刊『虫といっしょに!オーガニックな庭づくり』
5月初旬に、拙著『虫といっしょに!オーガニックな庭づくり』が発売になりました。

この本は17年前に出版された『虫といっしょに庭づくり』の増補改訂版で、大幅にページ数も虫の種類も増えました。
何よりも17年前の旧版はフルカラーではなかったのです。そのため、文章と写真が乖離していて見にくかったですが、卵、幼虫、蛹、成虫などのプロセス写真があり、ほかに類を見ないもので、3万部以上売れたロングセラーでした。
旧版
しかし、ここ17年の間に気候変動も大きく進み、物流のネットワークも広がったせいか、今までは見られなかった虫たちも普通に見られるようになってきたため、虫の種類も増やし、内容もレイアウトも変え、新装発売となりました。
また、世界的に虫が減っているということもニュースになり、虫が住みにくい世界=人間が暮らしにくい世界となり、私たちがもっと虫について知ることも必要かと思います。
すでにお読みいただいた方からは、「虫のことが好きになった!」「さっそく庭にいた虫を調べて、名前もわかりました!」「害虫だと思っていた虫が、実は益虫だった!」などの声をいただいています。
何よりも、虫の名前がわからなくても、巻頭の写真から検索できるようになっているので、便利ですよ。

コラムのはみ出し情報も充実させたので、読めばちょっとした「虫博士」になれるかも!

書店はもとより、Amazonなどのネット通販でも取り扱っていますので、気になった方はどうぞよろしくお願いします。









