ひきちガーデンサービスの日記

オーガニック植木屋の日常や雑感

今日の庭

近所の庭にタチアオイの花が咲き始めた。いよいよ夏がやってきたのだ。そういえば、昨日も一昨日も日中は30度を超える暑さだった。まだ5月だというのに。天気予報によれば、週末はまた一気に寒くなり、4〜5日の間に3ヶ月ぐらいの気温の幅を行ったり来たりす…

アオオサムシ

先日、近所を散歩していると、何やら地べたを這い回るものが…。目を凝らせばグリーンメタリックに輝いている! これは、なかなか出会えない貴重な甲虫「アオオサムシ」ではないか⁉︎ 過去2回ほど見た時も地べたを歩いていた。推測だが、この虫は甲虫と言って…

新刊『虫といっしょに!オーガニックな庭づくり』

5月初旬に、拙著『虫といっしょに!オーガニックな庭づくり』が発売になりました。 この本は17年前に出版された『虫といっしょに庭づくり』の増補改訂版で、大幅にページ数も虫の種類も増えました。 何よりも17年前の旧版はフルカラーではなかったのです。そ…

バラ

バラの季節になった。 もう15年ほど前になろうか、ホームセンターで売れ残って打ち捨てられるように置いてあったバラをタダ同然で手に入れ、鉢植えで育てているが、今年も元気に花を咲かせてくれた「コクテール」。 先日は、智光山公園のバラ園でたくさんの…

『虫を描く女』

まだキリスト教の異端の思想の強かった17世紀に、独学で虫を観察し、研究した女性がいた。近代科学の夜明けよりずっと前、フンボルトやリンネ、ダーウィンよりずっと昔に。彼女の名前は、マリア・メーリアン。しかも、彼女はたんなる昆虫学者ではなく、画家…

アリ

アリが活発に活動する季節である。 アリはあんなに体が小さいのに、自分の体の2倍〜10倍など諸説あるが、とにかく自分よりずっと重いものを、引きずっていくこともできるし、蟻酸という刺激性の酸を出して敵を追い払うこともできる。 スズメガを運ぶアリ そ…

蜂の子

今日の現場はサザンカの伐採。伐採とは地際から切り倒してしまうことである。ただし、住宅地の庭なので、いきなり地際から倒すことはできず、まずは葉のついている枝を落として幹だけにして、それを上から少しずつ切っていくという方法をとるのだが。 朝一番…

クチナシの花

夕暮れになって甘い香りが漂ってきた。ようやくクチナシが咲いたのだ。クチナシが咲くと、いよいよ夏だなという気分になる。気のせいか、昼よりも夕暮れ、夕暮れよりも夜の方が匂い立つような気がする。 これは一重のクチナシで、実は料理の色づけに使われる…

ヒル

ヒルと聞くと、おそらく吸血されるイメージを持つ人が多いことだろう。山のヤマビル、川のチスイビルがその代表だ。 ところが、血を吸わないヒルもいる。 夕べ、風呂場に何やら黒いヌメっとしたものがいて、丸まっていたからぬるま湯を少しかけてみたら、少…

梅の実

なんと今年(2024年)は梅が不作、いや、凶作らしい。例年の2割しか収穫できず、梅の産地、埼玉県越生町では、梅に関連したイベントを中止したとか。 私たちが剪定に伺うお宅も軒並み不作。SNSで繋がっている友人たちも、皆不作だという。 そもそも今年は2月…

イヌビワとイヌビワコバチ

植物も地域性があると言うか、初めて見た!と思っていたら、ある地域では、そんなもの腐るほどあるわい!というものも結構ある。 長い間の植木屋人生で、初めて見たこの植物は「ホソバイヌビワ」。さすが、元植物関係の教師をされていたお施主さんだけのこと…

カナメモチの病虫害

カナメモチの生垣を剪定していると、小さなカミキリムシが飛んできた。ルリカミキリと言って、体が黒に限りなく近い瑠璃色に輝いている。 ルリカミキリの成虫 近年、ルリカミキリ幼虫のカナメモチ食害が目立つ。成虫は葉の葉脈に沿って食害するのだが、幼虫…

はじめてのオーガニック・ガーデン2

昨日はNPO法人日本オーガニック・ガーデン協会主催の「初めてのオーガニック・ガーデン 実践講座」の第2回講座。5月らしいさわやかな天気に恵まれた。 午前中は季節の花の植え替えとサンカクバアカシアの植栽。どちらもちょっとしたコツがあるので、それを…

春らんまんのオーガニック・ガーデン

昨日の現場 昨日の現場で、植え替えのために抜いてきたパンジーやビオラ。まだ花が咲いていて、捨てるにはあまりにもしのびなく、コミュニティ・ガーデンに植えてみたら、ゴージャスに! ついでにハーブ園で購入したエキナセアやキンセンカ、コーンフラワー…

水鉢は小さなビオトープ

ビオトープというと「池」を作らねばと思いがちだが、そこまでしなくとも庭にひとつ水鉢があるだけで、生き物たちの憩いの場になる。 水鉢はその場に据え置くだけでもいいが、土を掘って半分以上を埋め込むと、水温が安定しやすい。蚊対策として、メダカを何…

ルビーロウムシ

今日の仕事はソヨゴについたルビーロウムシの掻き落とし。そろそろカイガラムシも春を迎えて活発に繁殖する時期なのだ。 掻き落としに使うのは、焼き鳥の竹串。尖った方で細かいところのものを落とし、平べったい頭の部分で枝いっぱい広がったものを掻き落と…

ハゴロモの仲間

あまりにも繁らせすぎた木に、時々ふわふわした白いものが付いていることがある。からまりまくったキウイなんかにもいる。それはきっとハゴロモの仲間。幼虫はまるで「リオのカーニバル」の踊り子のよう。お尻からロウ物質を出してモジャモジャの羽根みたい…

虫が減ってる⁈

今日の現場で25ミリぐらいある大きなカメムシ発見!「キマダラカメムシ」というそうだ。長い植木屋人生の中でも、まだ2回しか見たことがない。色こそ地味だが、目が釘付けになるほどの迫力と存在感。アートのような柄。こういうのを、私は「シブ派手」と呼ん…