昨日の現場で、3月ごろに私たちが移植した植物と再会。移植した植物(低木)は、ツツジ、シロヤマブキ、ヤマアジサイなど、みんな元気に根付いていた。その中で面白かったのは、ツツジを植えるために、もともと植っていたアスチルベを50センチほど動かしたら、例年になくアスチルベが元気で花が咲いたということ。たった50センチでこうも違うものかと、施主さんも驚いていた。
ターシャ・チューダーも言っている。「植物は3回は庭の中で移植して、それでも根付かなければ諦めなさい」と。私たちはダリアが好きで、何度も場所を変えて植えたが、日当たりの悪い我が家では、ついに咲かずに諦めた。逆に、移植して元気になったものもある。
小さな庭でも、ほんの少し場所が違うだけで、土の様子、日当たり、風通しなどが変わってくる。そうやって、自分の庭にあったものを探していく。それがガーデニングの醍醐味かもしれない。